せらぼ合同会社はハノイで子ども向け無料給食プロジェクトを始動

社会活動 2025年06月12日

日本とベトナムの架け橋として活躍するせらぼ合同会社は、社会貢献活動の一環として、ベトナム・ハノイ市内で子どもたちのための無料食堂(子ども食堂)を毎週日曜日に開設しています。この取り組みは、地域社会への深い思いやりと、子どもたちの健やかな成長を願う気持ちから始まりました。

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ITエンジニア派遣事業やオフショア開発支援を手掛ける せらぼ合同会社(本社:東京都、以下セラボ)は、2025年6月1日にベトナム・ハノイ市で子ども向けの給食支援プロジェクト「給食プロジェクト(Bếp ăn cho em)」を正式にスタートしました。

このプロジェクトは、セラボがベトナム現地法人と連携して進めるCSR(企業の社会的責任)活動の一環として立ち上げられ、経済的に困難な状況にある子どもたちに対し、無料の栄養バランスの取れた昼食を提供する取り組みです。

なぜ「給食プロジェクト」が必要なのか?

ベトナムの地方部や都市部の一部地域では、家庭の経済的事情により、十分な食事をとることができない子どもたちが少なくありません。特に、ハノイ市内の労働者コミュニティやスラム地域では、子どもたちが空腹のまま学校へ通い、学力や健康に深刻な影響を受けるケースも多く報告されています。

セラボはこうした現実に目を向け、**「誰もが温かい食事を受け取る権利がある」**という信念のもと、このプロジェクトを立ち上げました。

給食プロジェクトの概要

項目内容
プロジェクト名給食プロジェクト(Bếp ăn cho em)
開始日2025年6月1日
実施場所ハノイ市・北トゥーリェム区(Bắc Từ Liêm)
対象地域の小学生・未就学児(主に低所得層)
内容無料で食事を提供
主催せらぼ合同会社(日本)

 

このプロジェクトでは、管理栄養士の監修のもと、1日約100食以上の食事を用意し、地元ボランティアと協力しながら安全・衛生的な提供体制を整えています。

子どもたちに与える影響と未来への期待

このプロジェクトの目的は、単なる食事の提供にとどまりません。温かい給食を通じて子どもたちに 「愛情」や「安心感」を届け、教育への集中力向上や健康状態の改善をサポートします。

また、長期的には以下のような効果も期待されています:

  • 学校出席率の向上
  • 早期退学の防止
  • 地域コミュニティの連帯強化
  • 貧困の連鎖からの脱却

セラボの社会貢献に対する姿勢

セラボは、「技術」と「人材」だけでなく、**「思いやり」や「持続可能な社会貢献」**も企業の成長には不可欠であると考えています。

ベトナムをはじめとする東南アジアでの長年のIT事業の経験を活かし、地域社会に寄り添うCSR活動を今後も積極的に展開していく予定です。

プロジェクト担当者は次のように語ります:

「私たちはビジネスの成長だけでなく、未来を担う子どもたちが笑顔で過ごせる社会を作る責任があります。」

今後の展開と支援の呼びかけ

セラボは今後、ハノイ市以外の地域にもこの活動を広げていく計画を立てており、他の企業や団体との協業、個人の寄付・ボランティア参加も歓迎しています。

このプロジェクトに関心のある方は、以下の問い合わせ先までご連絡ください。

お問い合わせ先・詳細情報

  • プロジェクト名:給食プロジェクト「Bếp ăn cho em」
  • 実施会社:せらぼ合同会社(CELABO LLC)

最後に

一杯のごはんが、子どもたちの笑顔と未来をつくる。
セラボは、ITと人の力で社会を変える挑戦を続けていきます。
皆さまの温かいご支援とご関心を、心よりお待ちしております。

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